2017年2月23日

ビッグモフ

こんばんわ。


次回生産分のワイヤーにウェイト付け作業ナウで更新です。


ありがたい事に、キープキャストで使ってみたいけど売っていないやん!と言う声を多く頂いたり、少ない故に根掛かりが怖いなどなど、ありがたくも心苦しい思いもあり、去年からの課題の一つである生産について色々と動いてた事が実り、やっとこ少しずつ店舗様に納品出来る分も増えそうです。ウェイトも専用の整形ウェイト作るか?なんて思ったり。その分コストも上がりますが、代わりに自分はビッグモフや、その他の新作に集中出来る環境が産まれる。いや産まなきゃダメだ。と言う感じです。とことん夢に向けて頑張らせて頂く次第でございます。 


そこで話は変わりますが、キープキャストで思った以上に反応があったビッグモフについて少し。


実は当初モラモラの小さい奴。単に小さくしただけでなく、モラモラより更に繊細なプラッキングを可能にする、いわばF1カーのようなモラモラを作ろうとしてました。


最初モラモラトリックと名付けて仲間内で使っていた物です。


※これはトリックでの当時の最大魚。


テスト中は上々で仲間内で小さいのから、60近いのが3本以上出て、小粒ながらデカイのも獲れる優秀な奴でした。ただモラモラを年間通して使う内にトリックの必要性や、モラモラとの使い分けに疑問を感じ、そこにきてモラモラの生産に終われストップ。


とりあえず一旦引き出しにしまい込みました。その間色々な経験をして、仲間からの意見や感想もあり、このモラモラのフィネスな要素をある程度残しつつサイズUPさせると面白いかもしれないなと思ってきた訳です。


僕はビッグベイターではありません。ジョイクロと、一部のジョイントは結構やり込みましたが、どちらかと言うとマックス2オンス辺りまでのプラグを好みます。


ビッグモフ。おそらく1ozと少し辺りに落ち着くと思いますが、僕からすればビッグベイトな感覚なんです。


動画でも言っていた通り、ビッグモフは琵琶湖の岸釣りで中核を担うバーサタイル的なタックルバランスであろう、MH〜Hロッドにラインは20ポンド以上。とりあえずこの辺りのバランスに標準を合わせてます。


モラモラとは別物なんで、こんな言い方だと勘違いするかも知れませんが、ビッグモフはそのモラモラの要素にアピール力とリアクションを持たせた感じ?


モラモラのサイズ感でもセッティング次第でアピール力を持たせるアクションを出す事は可能だと思いますが、この際タックルセッティングも強めに寄せて、フックも3番辺りを軸にセッティングを出そうと。


それは皆様とお話ししタックルを聞くと大半の人がビッグベイトも投げるタックルでモラモラをしていた!と言うのもあります。ただ今のオーバスライブにロッドを作る資金なんて物は無く、僕に貴方のモラモラを使うタックルを選ぶ事はできません。


そう思うと作りたいなロッド。その名もワーミングプラグスペシャル(^.^)名前はワーミングだけど、思い通りの物が出来れば色々な潰しが効くロッドになるはず!?いつか作ってやるぜ!!笑。


ただ単にモラモラをデカくしただけでは芸も無さすぎるし、モラモラで得た経験をフィードバックしたい。そこでボリュームと見た目に相反するアクションの小ささ(ギャップ)頭のリップにより、モラモラより当てに行けるリアクション寄りな使い方、ハイシーズンにタダ巻きで口を使わす単調なアクションの中に入れているギミック。


そんなテーマです。


鋭い人は気付いているかも知れませんが、ビッグモフはモラモラよりも水を流す感じのアクションで進めてます。だから見た感じ左右にブリブリ!っと強烈に大きく強くバイブレーションしそうなイメージですが、引き抵抗もそこまで強く大きな事はありません。


以外に心地よい使用感だと思います。大味な味付けのルアーっぽい見た目ですが、繊細な所に重点を置いてます。


勿論モラモラと同じ様な使い方も可能です。スローでもユラユラとアクションするボディ形状はモラモラ譲り。


まぁ何を語ろうが、これから魚に聞いて行き煮詰めていくのですが、ビッグモフはそんなストーリー。


夏の終わりを目標に、進行に合わせて状況報告していく次第でございます(^.^)モラモラの経験もあるので、モラモラほどダラダラはしないです^^;


そんな感じですm(_ _)m