2016年10月3日

裏モラモラと新しいロゴ完成




 

スローフロート?とはどの位なのか?と質問が来たのでお答え致します。



簡単に言うと本来のスローフロートと言うものは、例えばルアーが浮き上がる際にウィードや壁に少しでも触れていると浮いてこない位だと思います。


しかしこれは個人個人の感覚の所もあるのであくまでも僕個人の感覚です。

 
ただそのセッティングで作るのは困難を極めます。と言うか500作って400個捨てる勢いです^^;挙句シビア過ぎて、この手の釣りに慣れがない方ですとなかなか厳しい物があります。
 


ただでさえ賛否両論の出る種類のプラグだと思うモラモラ…なのでスローフロートの幅はアングラー自身で調整して下さいと言う事です。
 

でもクランクベイトや一般的に言われるフローティングよりは浮力は抑えてはいます。ノーマルのままでも、使い手にとってはスローフロートになるやも知れません。

 
故に塗料の重みも考慮し、微調整と姿勢の調整をし、場所、季節、使い方により板オモリ、スプリットリング等で、使い手がある程度、スローフロートの振り幅を調整出来るようにしています。


 
素材故、どうしても個体差は出てしまいますが、今回販売分から標準装備されているフォルチNo3、ピアストレブルのフロント4、リア5、そしてウォーターランド社スナップ2番でチェックしてます。※スナップは標準装備されてません。
 
そしてもし、もう少し浮力が欲しければ、とりあえずリアのスプリットリングをフォルチのNo2に変えて頂く事を推薦致します。それでも足りないのならフロントもNo2に変えてみてください。

 
そして逆にサスペンドや、デッドスローフロートセッティングにする場合の板オモリの貼る位置はフロントフックアイのスグ頭側、もしくはアゴ下が基本となります。

モラモラの、あご下付近は湾曲していますので、板重りに少し両サイドから切れ目を入れ、その部分をボディ形状に合わせて張って頂くと付けやすくなると思います。


ひとつ注意!使い方や、使う場所によってはフロントフックの後ろもあり!なんですが、ここに張ると若干姿勢が寝ます。そうすると静止時のウィード回避能力が若干下がるので、その辺りを理解した上で、張ってみてください!とりあえず自分で色々遊んでみてくださいw 


 
ここからはマニアックな裏モラモラの話になります。長いので興味ある方は本当暇な時に、気分が乗ったら読んでくださいm(_ _)m(^-^)

 
 
ちなみモラモラトリックと言うプロトを作っていたのは、このモラモラの裏の要素のみを詰め込んだモラモラなんです^^;まさにカリッ!カリッ!のモラモラ。もったり感も引き抵抗も限りなく抑え込んだレーシング仕様のタックルバランスも選びまくるモラモラ。笑。
 

しかし余りにも理解されにくく、これは…出せない…これはこれでめちゃ釣れるけど、今の所停止しています。笑

話がそれましたが、以下の説明は特定な時に使う、モラモラの一つの引き出し、と言う前提での話…


だと思って読んでいただけたら幸いです。


 
[MOLAMOLA緩急リトリーブ編]
 
備え付けてる説明書にも記載していましたが「早く巻き続ける事は考えてません」早く巻き続ける!事は…という事です。分かりにくい説明で申し訳ありません。笑。ほんとやりたい人は試しにやってみてって感じなんです。

気づいている人は結構多いようですが、モラモラ緩急リトリーブ…このアクションがフィッシュイーターに異常に効く時があるのです。
  
人間目でみたらダメジャン!って見えたりするんですけど、アクションにスパイスを加えると言いますか、何せ状況や場所もある程度選びますが、劇的に効く時があるとだけ覚えといてくれたら、嬉しく思います。

ピザにタバスコや粉チーズ、寿司にワサビ、牛丼に生姜、をルアーに置き換えたような感覚です。笑

渋い状況下に「ここ」ってタイミングで、ハンドルをグリグリグリ!っと速く巻く。基本はそれだけ。


魚は間違いなく居るのに何しても食わない!この状況…何か全く違う要素が欲しい!そんな時にでも一度試してみてください。

何度も言いますが、可愛い顔してモラモラは、ホント基本アングラーが仕掛けるプラグなんですよ…仕掛けてほしー!!!笑


[MOLAMOLAショートジャーク編]

そして一部のロコの間で密かに多様されているモラモラのショートジャーク。ミノーのジャーク等では出ないアクションが出ます。面白いところにフックサークルが付いたりしますよw

これもフィッシュイーターに異常に効く時があります。なんでだろ?と思って色々なバイブレーション型のルアーを買い漁り試したんですが、かなり面白い事が分かりました。一杯お金掛かったんで秘密にしときます。笑

とにかく見た目は地味系です。「これが効くのかよ!!」って感じw

でもそれが劇的に効く状況があるんですよ。

正直、速く巻くとアクションが崩れるっていうのは狙って作りましたが、ショートジャークは当初自分の考えている所にありませんでした。ただプロトの段階から手癖で、勝手にショートジャークをハングオフの際や、リップラップに軽く触れた瞬間にしてましたw

ただ途中これは明らかに何か効いていると感じてたんですが、販売を始め、数人の人にこの話を聞いた際にやっぱり!と思った。そんな感じですw数人のエキスパートと方々にショートジャークの話を聞いたり、その使い方で魚を釣ってられた人を見た時は、まだまだモラモラは奥が深いんだと素直に勉強しました。笑。

まだまだ奥が深いモラモラというか、どのルアーにも共通するであろうルアー(偽物)の持つ力の世界です。

健太郎があげている50up実釣動画でもリーリングにショートトゥイッチを織り交ぜてますね。興味ある方は、一度見てみて下さい。


以下モラモラの気持ち。

ウィードに引っ掛けて…揺すって…

またはリップラップに軽く当たって…   


「あっ気付かれた?」


やば!?逃げろ!(この逃げろがショートジャークやグリグリメソッドのイメージです)

笑。

長くなりましたが、ショートジャーク、緩急リーリング、以上がモラモラの裏技です。

かなり変則的な使い方の一部なんで、あくまでもこんな使い方もある!とだけ頭に残してくれたら嬉しいです。


ワーミングバイブモラモラ…楽しめるプラグです!笑
  
あっ最後に新たなブランドロゴマークが出来ました(^-^)

  
柔らかさと強さとがあって、いい感じ♪

 
個人的にとても欲しいので来月辺りにステッカー作ります(^-^)


デザインはSeaArtLabo GULL 海のデザイン研究所  ←リンクありです
 
 
代表自らも根っからの釣り師でTシャツや印刷物関連のデザインは勿論、製作まで釣り人の視線でじっくり向き合って相談に乗ってくれますよ!一度チェックしてみてね!!