久々にガツンとロングで琵琶湖に行って来ました。
年明けから納品時や、何かしらのタイミングを見計らい竿は出してはいたのですが中々厳しく、今回は「釣れるまで帰れまテン」風に自分に言い聞かせて前日の夕方からイン。
最北から走りまわり、表層付近で稀に触ってくる硬い当たりはあるものの噛み合わず、ズルズルと2日目の夜に突入。
個人的な感想になりますが、僕が毎年冬にお世話になるシャローのピンスポットは全滅。物に着いていない。
こうなると魚を探す事が出来てない自分にはなかなか厳しく、特に南湖に関しては去年辺りから違和感を感じていて、シャローに魚いる?な位、生命感が薄い。やはり…
釣れるまで帰れまテン。え?このまま3日目?帰れんやんw
魚を釣るのに1番大切なのは、まず場所ありき。魚の居ない所では何をしようが釣りにならない。可能性がある要素を考え少しのヒントにアジャストさせるしかない。
どうしようか?と日の落ちた北湖で悩むと、ふと上がる道中に気になった南湖での景色を思い出した。
行ってみよう。
南下しながら、数カ所ランガンしそこへ…
約15メートル位の岩が絡むストレッチだが足元を見てみると他にはない生命感と水質。岩の間にはギルや甲殻類がワラワラと。
そこは日中に通った際、他より鳥が多く居て、岸辺にはサギが数羽スタンバイ。
何かここだけ、やけに盛り上がってるな…大して気にも止めて無かったが、状況が状況だったので、絞り出した記憶が生きたw
先行者は無し。ライトを付けてしまったので、人間の気配を忘れさす為少し離れて一服。
そしてシャローがこう言う状況ならばと迷わずモラモラを投入。
着水後少し待ってスローリトリーブ。ボトムに触ったら、巻くのをやめて、ロッドを使いスローにボトムをモラモラで優しく…数投…
答えは早かった。頭から押さえ込んでくれた。モラモラが1番良い仕事をしてくれる状況に頻繁する掛かり方だ。
56センチウェイト未計測。
ロッド/7.4フィート、ワーミングプラグスペシャル(試作品)
リール/メタニウム
ライン/フロロ14lb
ルアー/MOLAMOLA.ナイトウォーカー
南のハイクオリティー。傷が無く、脂っぽい丸々した魚体が正解を教えてくれている気がした。
今の琵琶湖では珍しくないサイズだと思うが、僕にとっては思い出に残る魚になった。
久々の魚に、走り回った末、自分の頭のヒントから答えを見つけ魚に出会えた。痺れました。
シャローにギルや甲殻類が溜まっている場所を見つけたら、モラモラの喰わせのポテンシャルが活きると再確認。
同時に、この冬〜早春に掛けて、いち早く春っぽさを纏う南湖にて、何かと思う所があるヒントをくれた貴重な1匹となりました。
そして、とりあえず釣れないからと難しく考え過ぎず、ベイトが絡んでいるシャロー付近の地形変化を丁寧に狙うと言う、基本的な事からもう一度見つめ直そうと思える釣行となりました。
ありがと〜う^ - ^